days of thousand leaves

文学研究者のひとりごと

雑談

父の遺品をかたづけながら

時間を見つけては実家に足を運び、少しずつ父の遺品の整理をしている。その作業の中で出てきた、祖父関係の遺品。祖父が亡くなった後に父がその遺品を整理したときに手元に残したものなのだが、それがさらに孫である私のところに届くというのは、少し不思議…

8月30日に

家族で外出していた日曜日。 16時を少し過ぎた頃に、桜田門駅から国会前に向かってみた。この夏、これまでにも何度か足を運んでいたが、今回は初の家族連れ。昼間には用事があったということもあるけれど、安全確保の問題も考え、ピークが過ぎているであろう…

教科書をめぐる雑感

「この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待をこめ、税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう。」 息子が年度初めに学校で受け取ってくる教科書には、このような文言が必ず入っている。 これについて、「国家や政府に感謝しろ」と…

謹賀新年2015

元旦の空(息子撮影@実家付近) 新年明けましておめでとうございます。 昨年までは前厄、本厄、後厄と続きましたが、幸いとてつもない厄災は経験せずに済みました(細かく数え上げればいろいろあったと思いますが、もう忘れたことにします……)。 厄が明ける…

空白のグルーヴ(2014.10.09 ちょっと修正)

いまよりもう少しまじめに音楽をやっていた学生の頃、「タイム感」の良し悪し、ということをよく言われた。音楽をやらない人には耳慣れない言葉だと思うし、ちょっと説明しにくい言葉なのだけれど、あえて言えば、一定のテンポを自然に保ち続ける感覚、とい…

成長(?)の記録 その2

御宿海岸にて(2014年8月) 古い友人に「続編は?」と訊かれて思い出したので、以前の続きを。 今回は、ばんび組編(保育園生活5年目)です。

ザリガニと暮らす

水槽の中でピースサインを繰り返すザリガニ。餌くれー、とねだっているようでもある。かわいい。。 泊まりがけの出張に出ていた日のこと、気がつくと携帯に自宅からの着信とメールがたくさん。 何事かと思って慌てて確認すると、息子がザリガニを持って帰っ…

七夕の夜に

毎年、七夕には近所のスーパーで模造品の笹を買ってきて、飾り付けをして、短冊を提げます。工作好きの息子は毎年楽しみにしています。 妻に言わせると、息子と私の短冊はここ数年、いつも同じような内容になっているようなのですが、今年はこんな感じ。 息…

成長(?)の記録 その1

ふと思いついて、Twitterに書き留めていた息子の様子を遡ってみました。 (いろいろ仕事が煮詰まっているので、現実逃避です……) 改めて読み返してみると、着実に成長しているようでもあり、あんまり変わっていないようでもあり、なんだか奇妙な感じですが、…

名前について

小学一年生の息子、学校では普通に「ボク」とか「オレ」といった一人称を用いている様子なのですが、どういうわけか自宅で両親と話す場合には一貫して「○○くん」という(保育園の頃からの)愛称を使って自称します。 たまにポロッと「オレは……」「ボクは……」…

謹賀新年

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 実家近くの公園で息子が撮った写真です(本人が写っている一枚を除く)。 なかなかの出来栄えにびっくりしましたが、本人曰く、アニメの『たまゆら』の真似をしてみたとのこと。 「レッツ フ…

日帰りゼミツアー2013

神奈川近代文学館前にて 横浜方面にゼミの面々(学部+院)と出かけてきました。 (諸般の都合により、今年は日帰り。)

区切りの春

卒園式の朝、6年間通った通園路を歩く息子。最初はベビーカーでした。 今年の春は、いくつかの区切りとなります。 (1)4年前に着任した今の勤務先で、1年生の時から4年間付き合った学生たちが卒業する (2)前の勤務先で最後に担任した教え子たち(当時高3)が…

Nさんの追憶のために

年賀状の中に混じっていた一枚の葉書。 大学院時代の後輩であるNさんのご尊父からのものでした。内容は、Nさんが昨年に亡くなったという知らせ。しばし呆然。 Nさんは大学院では二つ下の後輩。同じく坂口安吾を研究対象としていたこともあって、同時期に…

おおかみこども

日曜日の昼下がり、ちょっと家族に時間をもらって、ようやく『おおかみこどもの 雨と雪』(細田守監督)を観てきました。 先に一人でレイトショーで観てきた妻に、「まずは観ておいで」と言われたので、 一人、日曜日のシネコンに行ってきたのですが、劇場内…

ゼミ旅行2012

金沢へゼミ旅行に行ってきました。今年は泉鏡花の小説を読む、 という演習授業をやっているので、その作品の舞台を歩いて みよう、という意味もこめて。

25年ぶりの再会

中学時代の同窓会に出席するため、木更津へ。久々に 内房線に乗ってみました。 実家には年に何回か顔を出しているものの、最近は 専ら車を使ってアクアライン経由で行っているので、 電車に乗るのも木更津の駅前に出るのも、かなり久し ぶり。 少し早めに着…

「世界は変えられる」のか?

東京外語大で行われた「《災害ユートピア》から検証する3.11」 というシンポジウムに行ってきました。 ※当日の録画がUstreamにあります。 http://www.ustream.tv/recorded/21075172 http://www.ustream.tv/recorded/21077004

インタビュー

世の中、「節電」に追われていた7月の終わり頃に受けた インタビューです。http://blog.livedoor.jp/chibawakoudo/archives/52613514.htmlhttp://blog.livedoor.jp/chibawakoudo/archives/52613535.html

9.11 新宿にて

震災から半年の9月11日、各地で「脱原発」を訴えるデモが ありましたが、そのうちの一つ、新宿「原発やめろデモ」の 会場に出向いてみました。 もともと極度に人混みが苦手で、集団行動も嫌い、そもそも 人と一緒に歩くのが苦手な自分としては、デモのような…

「今、福島で何が起きているのか」

パネルと写真展「第五福竜丸―福島 1954. 3.1-2011. 3.11」を観に行き、 そこで開催されていたトークセッション「今、福島で何が起きているのか」 にも参加していました。 講師は山田真さん(小児科医・子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネット ワーク…

アトムの子

何のためにこんなことを書くのかわからないけれど、 おそらくは自分のために、書いておこうと思います。

安吾研の中止、これからのこと。

すでに研究会のHPなどで告知されているように、 3月26日(土)に予定されていた坂口安吾研究会の 研究集会は中止となりました。 関係のみなさま(とりわけ、準備をしてくださって いた講演者・発表者の皆さま)と、来場予定だった みなさまには申し訳なく思…

地震の日のこと

地震の日のことを書いてみます。個人的な記憶として。

生と死と

年度末になり、ようやく一息つける時期になりました。 着任2年目の今年度は、教務の仕事を担当していたので (補佐的な立場だったとはいえ)何かと慌ただしく時間が 過ぎていきました。

としまえん

秋のこの時期は、学会その他で週末がつぶれることが 多いのですが、先日の日曜日はそのお詫びを兼ねて、 息子を連れてとしまえんに行ってきました。

カワハギの皮剥ぎ

先日、北海道にいる大学時代の先輩が東京に遊びに来る ということで、大学時代の仲間たちが俄に集まりました。 こんな機会がなければなかなか集まらないような面々で 楽しく飲んだわけですが、その席で「釣りに行こう!」 という話になりました。

青柳いづみこコンサート「大田黒元雄と『音楽と文学』の仲間たち」

青柳いづみこさんのコンサート「大田黒元雄と「音楽と文学」の 仲間たち」に行ってきました(浜離宮朝日ホール)。

「ハーパー・リーガン」(9月16日、PARCO劇場)

先日、「ハーパー・リーガン」(サイモン・スティーヴンス作、 長塚圭史演出)を観てきました。

もう9月、まだ9月。

もろもろの校務に追われるうちに8月は終わり、もう9月。 でも、まだ9月。授業再開までの1ヶ月が、自分に与えられた 研究のための時間。