days of thousand leaves

文学研究者のひとりごと

成長(?)の記録 その1

ふと思いついて、Twitterに書き留めていた息子の様子を遡ってみました。
(いろいろ仕事が煮詰まっているので、現実逃避です……)


改めて読み返してみると、着実に成長しているようでもあり、あんまり変わっていないようでもあり、なんだか奇妙な感じですが、なかなか面白かったので、不定期で気まぐれに紹介してみます。


今回は「りす組」(0歳から保育園に通って4年目)編です。



2010年7月17日
ナウシカ」のブルーレイ版を入手したので、昨日も今日も息子(4歳)と鑑賞。息子はこの物語をどのように理解するのか、と観察していると、「いま、虫さん、怒ってる?」「いま、ナウシカ、怒ってない?」などと聞いてくる。


2010年7月17日
どうやら、息子にとって「ナウシカ」の物語は、「怒ってる/怒ってない」という二元論的なコードで理解されるものらしい。日常的にいろいろと悪戯をやらかしては親や保育士さんに叱られている者の処世術(?)とでもいうべきコードなのだろうか。うーむ。


2010年7月31日
保育園に行く途中の出来事。「おとうさんの足にトンボの赤ちゃんがとまってるよ」と息子が言うので見てみると、いままさに血を吸おうとしている蚊なのでした。潰すに潰せなくなってしまいました。さて、今日も仕事=採点。


2010年8月3日
歯ブラシをくわえたまま、最初から全く手を動かすことなく「しあげ〜」とのたまう息子。それは仕上げとは言わないぞww


2010年10月29日
息子との対話。「昨日、おとうさん誕生日だったんだよ」「へえ〜、それでどうなったの?」...またひとつオヤジになっただけです。


2010年11月9日
出勤間際、寝ぼけまなこの息子から「『このヘンタイ息子!』って言って〜」とリクエストされる。うーん、たしかにキミはヘンタイかもしれない、と父は思うのでした。しかし、こんな台詞、どこで覚えてきたのだろう?


2010年11月29日
息子は居間でプラレールを走らせながら、部屋の照明をつけたり消したり。朝になりました、夜になりました、電車はずっと走ってるんだよ、と楽しそうだが、こちらは何もできないぞ


2011年1月25日
最近、保育園に迎えにいくと「お迎えが早過ぎる〜」と息子に大激怒されることがしばしば。もっと遊んでいたいということなんだろうけれど、たまには「早く迎えに来てほしかったー」と涙目で訴えられてみたい父です。


2011年1月29日
保育園からの帰り道。「戦いごっこ」と称し、公道で「おれはおまえの手下だ〜」と大声で叫び続ける息子。それではまったくもって弱すぎる。「おまえはおれの手下だ〜」が正解だと思います。


2011年2月11日
雪の日曜日、息子は「もののけ姫」鑑賞中。父は卒論の査読中だが、息子は容赦なく「もののけ姫ごっこしよーよー」と迫って来る。お菓子でお口いっぱいの状態でサンがアシタカに口移しで食べさせるシーンの再現はやめてくれ〜(>_<)


2011年3月28日
朝食時の会話から。息子「○○くん(自分の名)は、プリキュアの奏より響の方がすきだなあ」父「なんで?」「だって、奏は響に怒ってばかりだもん。響はいつも変なことばっか言ってるから○○くんは響がすきー」…息子の異性のタイプは「自分と似たキャラ(変なことばかり言って怒られる)」らしい。