days of thousand leaves

文学研究者のひとりごと

2017-01-01から1年間の記事一覧

いわゆる学会の「印象記」というものについて

学会の刊行物に掲載される、研究報告に関する印象記のあり方についての日比さんの問題提起。 学会向け批評記事のウェブ先行公開は、愚挙なのか - 日比嘉高研究室 依頼を受けて書いた文章を(バージョン違いとはいえ)依頼元より先に公開しちゃまずかろう、と…

最近の仕事(2017年2月、3月)

方法論としての「文学のふるさと」―坂口安吾における「芥川龍之介」―(「近代文学合同研究会論集」第13号、2017・2)坂口安吾「文学のふるさと」(1941)における「芥川龍之介」の語られ方に改めて注目し、文学表現上の方法論としてこのエッセイを読み直す試…