days of thousand leaves

文学研究者のひとりごと

最近の仕事(2016年3月)

「動物・ことば・時間――〈動物と人間の文学誌〉のための覚え書き」
(「千葉大学人文社会科学研究」32、2016・3)


イエルク・シュタイナー(文)イエルク・ミュラー(絵)の絵本『ぼくは くまのままで いたかったのに……』(大島かおり訳)、宮沢賢治「なめとこ山のくま」、川上弘美「神様」「草上の昼食」を取りあげ、これらの文学作品に描かれた人間と動物のあいだの境界線について、〈ことば〉と〈時間〉を鍵語としつつ考察を行ったもの。


昨年度(2015年度)に行った授業内容の一部をまとめたもので、まだまだラフな覚え書きですが、いずれ続編を書きたいと思っております。