days of thousand leaves

文学研究者のひとりごと

生と死と

年度末になり、ようやく一息つける時期になりました。


着任2年目の今年度は、教務の仕事を担当していたので
(補佐的な立場だったとはいえ)何かと慌ただしく時間が
過ぎていきました。


ここですかさず自分の研究に時間を割きたいところですが、
なかなかスイッチが切り替わらないので、とりあえずweb siteの
更新(来年度の授業情報など)をやっていたら、どうもPCの具合
が悪く、なんだか危険な動作を頻繁にするので、買い替え時なの
かもしれません。


最近の機械の寿命は本当に早い。


――寿命と言えば、まだまだ天寿を全うするには早すぎる
ような方(いずれも、学会を通じて知り合った研究者)の
訃報を、昨年末と最近と、立て続けに受けて、驚かされて
しまいました。


それに加え、実家の父も最近、病気をして入院、手術。
とりあえず処置そのものはうまく済み、本人は元気にして
いるものの、今後のことについては要精密検査とのこと。


当たり前すぎることだけれど、人は老いていくし、病も得る。
当然のように過ぎていく今のような日常が、いつまで続くのか、
そんなことはわからない。


人から病の話、死の話を聞く度に、他人事ではないように
感じるようになってきたと思います。


嗚呼、アラフォー…。


少なくとも自分に関しては現実を直視したくないのか、最近、
人から年齢を訊かれると、即答できないことが多いです。
(自分が何歳なのか、最近完全に失念している……)