days of thousand leaves

文学研究者のひとりごと

安吾研の中止、これからのこと。

すでに研究会のHPなどで告知されているように、
3月26日(土)に予定されていた坂口安吾研究会の
研究集会は中止となりました。


関係のみなさま(とりわけ、準備をしてくださって
いた講演者・発表者の皆さま)と、来場予定だった
みなさまには申し訳なく思っていますが、話し合いの
上で、会としてこのような判断になりました。


この判断でよかったのか、率直に言うと個人的には
悩むところが残るのですが、決まったことは決まったこと。


いつか、少し落ち着いたら(そんな時がいつ来るのか、
現段階ではわかりませんが…)、こうした危機的な状況
にある現代について、安吾を読みながら考えるような
企画が立てられればよいな、と思います。


それにしても、4月以降いったいどうなるのか。


東京の大学でも早々に授業開始を5月に決めたところも
ありますが、我が本務校や非常勤先はどうなるのか。


新年度の授業準備を始めても、どうも上の空…。


ぼんやりしていて、先延ばしになってしまっていた
義捐金の送金を、今日になってようやくやりました。


わずかばかりのお金を託したのは、被災地で活動する
いくつものNGOに資金を振り分けてくれるという、
think the earth という基金






被災地の皆さんが、一日も早く平穏な生活を取り戻すことが
できますように。