days of thousand leaves

文学研究者のひとりごと

金沢へ(その1)

8月19日〜21日、2泊3日で金沢へ行ってきました。
今回はいちおう、まじめに調査旅行。いくつかの図書館や
古書店をめぐって、占領初期の地方雑誌を見てきました。


初日は金沢大学の附属図書館へ。市街地から遠い場所に
あるということは知っていましたが、予想以上に遠い…。


まずは腹ごしらえ、ということで駅ビル内の回転寿司で昼食を
済ませてから、いざ出発…と思ったら、バスが全然来ない。


夏休み期間ということでバスの便が減っているとのことでしたが
それにしても少ない…。往路は仕方なくタクシーに乗ることに
しましたが、今度はメーターがぐんぐん上がっていくのに、
なかなか到着せず、いきなり冷や汗を流したのでした。


そして到着した金沢大学のキャンパスは、「龍潭譚」の舞台の
ような山の中に切り開かれた広大な敷地。



ひたすら複写をとらせて頂いた後は、バスに乗って市街地に下り、
今度は石川県立図書館へ。


こちらにもいろいろ興味深い雑誌が所蔵されていたのですが、
複写は避けてほしい(しかし、デジカメ撮影なら特に制限無し)
ということだったので、20時の閉館までひたすら撮影。



首と腕がすっかり痛くなってしまったのでした。


片町付近のホテルまでとぼとぼと歩いて戻り、ホテルの目の前にある
ラーメン屋さんに入ろうと思ったら、20時半近いのにまだ「準備中」
の看板。


昼間にチェックインしたときにも、たしか同じ看板がかかっていたはず。
この店はいったいいつになったら開くのか、と頭を悩ませながら、別の
お店を探したのでした。


(ちなみに翌日の夜、研究会のメンバーとの懇親会を終えて23時過ぎに
ホテルに戻ったときにもまだ「準備中」でした。本当に真夜中にしか
営業しない店なのでしょう。けっきょく食べそびれました。)